トップ 刑事法学と刑事弁護の協働と展望―大出良知・高田昭正・川崎英明・白取祐司先生古稀祝賀論文集 [単行本]

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刑事法学と刑事弁護の協働と展望―大出良知・高田昭正・川崎英明・白取祐司先生古稀祝賀論文集の 商品概要目次はじめに【誤判救済・事実認定論】再審請求手続と「職権主義」……斎藤 司再審請求審における審理義務……田淵浩二再審における証拠の明白性の判断方法・再論――全面的再評価説にたつことの意義……関口和徳ノヴァ型再審における総合評価――大崎事件第三次再審請求特別抗告審決定を契機として……松宮孝明7号再審についての覚書……新屋達之えん罪事件の諸問題――東住吉事件の経験を基に……森下 弘刑事再審制度の歴史的意義と基本構造……髙倉新喜鳥取ホテル支配人殺人事件最高裁判決と総合評価のあり方――情況証拠による刑事事実認定論(6)……豊崎七絵薬物密輸事件における「回収措置に関する経験則」の不合理性――組織行動に関する合理性理解の誤りに対する指摘を中心として……角田雄彦刑事裁判官の「合理的疑い」発見能力と無辜の救済……渕野貴生【刑事訴訟法】弁解録取手続と弁護人接見……石田倫識被疑者の黙秘権と弁護人の効果的援助を受ける権利……葛野尋之取調べへの弁護人立会いの到達点と展望……川崎拓也供述弱者をめぐる議論の現状と課題――被疑者の場合を中心に……京 明身分秘匿捜査と自己負罪からの自由――欧州人権裁判所アラン事件判決の意義……松倉治代所持品検査の諸問題……神谷慎一警察官の違法・不当な職務執行にたいする外部的統制――カナダ・オンタリオ州の苦情処理および捜査・告発制度……三島聡行政調査の訴追目的利用――ドイツにおける偽装検問をめぐる議論を手掛かりにして……内藤大海電磁的記録の取得――アメリカ法を中心に……松代剛枝被疑者・被告人の身体に対する処分と比例性原則……辻本典央現行犯逮捕・準現行犯逮捕における明白性の判断資料……小浦美保逮捕・勾留の繰り返しによる起訴前勾留の長期化とその憲法上の問題――ゴーン事件を契機として……佐藤元治刑訴法81条の接見等禁止についての一考察――最高裁平成31年3月13日決定を契機として……岡田悦典刑の執行確保と保証金没取の意義――刑事訴訟法96条3項に関する理論的検討……中島洋樹訴訟能力の有無に関する法的判断――刑事訴訟法314条1項との関係で……緑 大輔日独の訴訟費用制度における国選弁護費用の被疑者・被告人負担とその理念――通訳・翻訳費用の場合と比較して……黒澤 睦悪性格証拠の推認過程の明確化の必要性――イギリスの相互の許容性に関する議論を参考に……高平奇恵公判外供述の証拠使用の制限と証人審問手続……伊藤 睦 刑訴法321条3項の書面に関する一考察……伊藤博路被疑者取調べ録音録画記録媒体の実質証拠化について……上田信太郎証拠としての可視化記録媒体について――実質証拠問題を軸として……小坂井 久論争のある医学分野での医学文献の証拠能力等の取扱い――SBS仮説をめぐる法廷の経験から……秋田真志違法収集証拠排除法則における排除相当性の本質について――ヨーロッパ人権裁判所判例を中心にして……佐藤美樹少年事件が捜査遅延によって成人後訴追された場合の救済方法の検討――捜査の違法を量刑事情として考慮することの可否……黒川亨子量刑判断における防御と当事者主義……岡 慎一【刑法・刑事政策・少年法】戦後の刑事立法における治安維持法の残滓……村田和宏末期でない人物の安楽死とヨーロッパ人権裁判所……田中康代起訴猶予に伴う再犯防止措置の批判的検討――更生緊急保護制度の本質的性格から……武内謙治無期刑の性質――不定期刑なのか終身刑なのか……本庄 武少年法における「保護主義」について……高内寿夫家庭裁判所におけるケースワーク機能と他機関連携――現行少年法制定当初の議論から振り返る……大貝 葵検察官先議及び少年審判手続における検察官の役割……山﨑俊恵少年司法における子どもの権利に関する覚書――年長少年「世代の権利」保障から考える厳罰化と自己責任論……佐々木光明ウィズコロナ時代の実定法解釈学授業……中川孝博【4先生古稀祝賀論文集座談会】共同研究の展開とその意義――実践と理論の架け橋を目指して……川崎英明・白取祐司・高田昭正・大出良知【新旧編集委員座談会】『季刊刑事弁護』創刊100号と刑事弁護――評価と課題……上田國廣・神山啓史・川崎英明・久保有希子・後藤昭・白取祐司・高田昭正・高山巌・村岡啓一・森下弘・大出良知【4先生年譜・業績一覧】大出良知先生/年譜・業績一覧高田昭正先生/年譜・業績一覧川崎英明先生/年譜・業績一覧白取祐司先生/年譜・業績一覧内容紹介1980年代の終わりから、刑事司法は激動の時代を迎えた。この時期、当番弁護士制度の創設、被疑者国選弁護制度の実現で刑事弁護活動は飛躍的な発展を遂げた。また証拠開示の拡大、取調べの録音・録画など刑事訴訟法改正で被疑者・被告人の人権保障も充実した。しかし、一方で、少年法改正、通信傍受法改正、司法取引の立法化で捜査権が大幅に拡大・強化されたのもこの時期である。いまだ、被疑者・被告人の人権保障と捜査権の拡大という対立の構図は続いている。刑事司法の激動の時期に研究生活をともに送った大出良知・高田昭正・川崎英明・白取祐司先生が古稀を迎えられたことを記念して、本書では、刑事法、刑事政策、少年法、刑事弁護実務の各分野で、こうした構図を分析し、それぞれの課題を追求する論考を収録した。刑事法学と刑事弁護の協働と展望―大出良知・高田昭正・川崎英明・白取祐司先生古稀祝賀論文集の商品スペック商品仕様出版社名:現代人文社著者名:石田 倫識(編集委員)/伊藤 睦(編集委員)/斎藤 司(編集委員)/関口 和徳(編集委員)/渕野 貴生(編集委員)発行年月日:2020/12/10ISBN-10:4877987657ISBN-13:9784877987657判型:A5発売社名:大学図書対象:専門発行形態:単行本内容:法律言語:日本語ページ数:974ページ縦:22cm他の現代人文社の書籍を探す書籍 現代人文社>法律 現代人文社>法律 現代人文社

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